8.5成新。有图书馆章、贴条、借阅袋。地名で読むヨーロッパ (講談社現代新書) (新書) 梅田 修(著) 商品の寸法:17.2 x 10.6 x 1.4 cm 内容紹介パリの由来は?スペインとはどんな意味か。神話や英雄物語から生まれ、先人たちの生活ぶりを伝える地名の不思議。パリの起源とモンマルトル――ケルト語起源の都市名の代表的なものにパリ(Paris)があります。この地名はケルトの部族名パリシー(Parisii)が語源です。パリシーはケルト語par(船)に由来すると考えられていて……パリ市役所(Hotel de Ville)の表玄関のドアには、荒波にもまれながら1枚の広い帆を掲げセーヌ川をさかのぼるガレー船をあしらったものがはめられています。2階の幾つもの窓に飾られた紋章にはラテン語でFluctuat nec mergiturと書かれています。それは「荒波にもまれるも沈没せず」と訳せます。……モンマルトルという地名は「殉教者の丘」(Mount of Martyr)という意味で、……伝説によると、パリの初代司教聖ドニはこの地で首を切られて殉教しますが、自分の首をもって北へ10キロ離れた所まで歩いて行って倒れました。そして、彼が倒れた地がサン?ドニと呼ばれるようになるのです。――(本書より)目次序章 ヨーロッパの原像と地名第1章 地中海文明の夜明けと世界観第2章 ヨーロッパの基底民族ケルト人第3章 覇者ローマとヨーロッパの都市第4章 ゲルマン的ブリテンの形成第5章 中世的世界から大航海時代へ