• 日文原版书 昭和史を動かしたアメリカ情報機関 (平凡社新書) 有馬哲夫  (著) 美国情报机构与现代日本

日文原版书 昭和史を動かしたアメリカ情報機関 (平凡社新書) 有馬哲夫 (著) 美国情报机构与现代日本

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新書: 242ページ
出版社: 平凡社 (2009/1/1)
言語: 日本語
ISBN-10: 4582854486
ISBN-13: 978-4582854480
発売日: 2009/1/1
梱包サイズ: 17 x 10.6 x 1.8 cm

内容(「BOOK」データベースより)
アメリカ情報機関は昭和史の裏側でどう動いたか―。暗号解読をめぐる日米開戦の謎、知日派グルーの天皇制存置工作、スイスを舞台にした日米双方の終戦工作、日本をポツダム宣言受諾に導いた心理戦など、昭和史の重要局面を「情報」の側面から読み解く。アメリカ公文書館から発掘された新資料を交え、昭和史の知られざる一面に光をあてた意欲作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
有馬/哲夫
1953年生まれ。77年早稲田大学第一文学部卒業。84年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得。93年ミズーリ大学客員教授。2005年メリーランド大学客員研究員。現在、早稲田大学社会科学部・大学院社会科学研究科教授

目次 
序章 アメリカ情報機関の歴史
第1章 「ルーズヴェルトの陰謀」はあったのか―陸軍・海軍情報局と真珠湾攻撃
第2章 天皇制はいかに残されたか―戦時情報局とグルーの工作
第3章 ポツダム宣言受諾に導いた対日心理戦―海軍情報局とザカリアス
第4章 終戦を早めたダレス工作―戦略情報局とスイスの日本人
第5章 戦後史の陰の演出者―参謀二部と日本占領
第6章 テレビはいかにして日本に導入されたのか―心理戦委員会と日本テレビ放送網

トップレビュー
 Coffey man
5つ星のうち4.0米公文書を軸に読み解く興味深いアプローチ
2011年8月14日
形式: 新書Amazonで購入
近現代史を学ぶにあたって、情報ソースが何か?ということは重要なファクターである。文化、風俗を知りたいのであれば新聞が役に立つと思われるが、政治や外交、アメリカとの交渉に関して新聞は何の役にも立たない。新聞は記者クラブに所属し、官庁の発表した、官庁が国民に知らせて欲しい情報、国民にそう思わせたい内容をそのまま、意に沿って報道してる。そのため真実とは程遠いことがアメリカ公文書と比べると如実に現れる。しかし、それにより大手マスコミは政府から発信する情報を独占することができるため、その役を甘んじて受けているのであろう。

本書は、主にアメリカで情報公開された公文書を読み解くことにより昭和史を考察してる。その中で特にアメリカ情報機関がどのような役割を持ち変遷していったかが俯瞰できる点で興味深い。とはいうものの、情報公開される公文書自体もアメリカの情報戦略の一環で、都合のいい情報は出し、都合の悪い情報は隠してあるという。公文書や資料を読み進み、次第に核心に迫ってくると、「非公開」のカードが頻繁に出てくることが常とのこと。経験をつんだ研究者は、複数の公文書館ないし図書館に行き、そこで複数の文書にあたって「外堀」を埋めていくならば、「本丸」に迫ることができるとある。そのため本書も複数の資料を切り貼りし、著者のフィルターを通したないようであることはわきまえて読まなければない。とはいうものの記者クラブ発表を垂れ流す新聞報道より何倍も興味深く、エキサイティングである。

本研究は日本の近現代史を知る上で今まであまりとられなかった手法で語られた数少ない書籍と思われる。このような研究が今後数多く一般書籍として刊行され、読者自身が歴史のピースを埋めてゆき、官庁の作ったステレオタイプの歴史観ではない独自の歴史認識を形成できる時代が訪れることを願ってやまない。
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Hit me and Hit me
5つ星のうち5.0読みやすく、引きつける構成
2010年9月1日
形式: 新書Amazonで購入
内容は他の方のレビュー通り。太平洋戦争や〇〇工作ものにとくに関心が強いというわけではなかったが、このジャンルの本としては非常に読みやすく、飽きずに読みきれた。ごく一般の人にも退屈しない構成であることを評価したい。
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21世紀のケインジアン
5つ星のうち5.0田中真紀子がサンプロで、日本の政治の真相を知るにはこんな本を読んでくださいと言ってました。同感です!
2009年2月24日
形式: 新書
 本書は、在米の膨大な史料等に実に丹念に当たり、現代史のグレーゾーンを読み解いたものである。太平洋戦争中から終戦、占領、復興期にかけて米国の情報機関が、「心理戦」や「情報戦」を介して日本社会をどう動かしたかを具体的に記している。

 著者は、まず米国の情報機関が、軍事的情報収集から総合的に作戦・工作を展開する組織へと発達した経緯に触れる。そして一般市民からは見えにくい心理戦、情報戦のヴェールを剥ぎとりにかかる。心理戦はCIAだけの専売特許ではない。その担い手はさまざまだ。

 たとえば、アメリカの声、VOAや合衆国情報サーヴィスUSISを通じて情報を流し、アメリカの大義を説き、情報に接する日本の人々を親米的にするのはプロパガンタ戦と著者は規定する。

当然のことながら、大きな影響力を持つマスコミ操作も心理戦の一分野だ。

 さらに、意外なことに、実は、最も効果的なのは留学や交換プログラムなどの人的交流だ。これも中央情報局や合衆国情報局USIAなどアメリカの心理戦担当の情報機関が深く関わっている

 米国留学で親米的価値観を植えつけられた人材は、帰国後も米国志向で動く。アメリカにとって格好のエージェントとなる。小泉政権下の経済閣僚にも、そんなタイプの人物がいた。情報機関は、米国の色に染めやすいキーパーソンを虎視眈々と狙っている。

 現在、軍事的・政治的決定を下すための世界的な情報戦は、以前にも増して熾烈になっている。膨大な情報を集め、それを分析し、より確かな純度の高い知識、つまり「インテリジェンス」が我が国にも強く求められているのだ。

 このように、著者は、現状を概観したうえで、昭和史の謎として、現在も語り継がれている真珠湾攻撃における「ルーズヴェルトの陰謀」説の歴史的検証にも触れている。
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kankichi
5つ星のうち4.0アメリカのインテリジェンス戦略の緻密さが伝わってきます、そして日本は??
2009年3月15日
形式: 新書
本書を読むと、アメリカという国が、歴史的にいかに情報及び情報機関というものを大事にしてきたかが良く分かる。アメリカの情報機関や諜報活動などについて私はあまり詳しく知らない。そのため長い名称をもつ機関の名前などを覚えることはあまりできなかったが、それでも大切なことがたくさん書かれてあるこということは分かり、興味深く読めた。

今までの歴史でわれわれが知っていることは、日本が戦争を仕掛けて結局は負けたということだけだが、本書はアメリカがいかに日本と戦い強かに勝っていったのかが良く分かる。読めば読むほど、日本は最初から負け戦をしに行ったまでのことであり、それに最後まで気がつかない日本は、完全にアメリカの手の上で転がされていただけだったというのが痛いほど分かる。
戦後の天皇制については、この本を読んでみると、実は廃止という選択肢もあり得たんだろうということも分かります。またポツダム宣言も、その他の終戦工作も結局アメリカの主導で行われ、その当時の影響力をアメリカは末永く発揮しようとしたということも改めて良く改めて良く分かりました。結局テレビという世界もアメリカの世界戦略の一部にすぎないということがわかった時は、ちょっと怖かったです。

何故日本はこうした情報線、心理戦に弱いのでしょうか、なぜ学校でこのような彼我の差について教えないのでしょうか。本書を読んでみると、アメリカの用意周到さ、ネットワーク力の精密さに驚く反面、日本にこうした方面の実力がないのは大変情けない限りです。
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太郎次郎
5つ星のうち3.0これまで感じていたことを実証的に跡付けた
2009年10月8日
形式: 新書
 グルーとアレン・ダレスが第一次大戦の戦後処理から縁があったとは。それと、スイスにおける第2次大戦末期の終戦工作が、米側は二人で展開されたとは。しかも、二人が日本側に提示した終戦条件である「無条件降伏」の意味が、着実に日本側に伝わっていたと思われること。日本側の関係者によるキャッチがどういうものであったかの資料は、著者が提供する米側の豊富な資料に比して、どうやら第2次資料(外務省編「終戦秘録」?。確か山手書房刊の3巻だった)しかないという現実。新書を今朝、知り合いに貸してしまったので、正確な書名は失念した。
 情報の隠ぺいは今に始まったことではないが。
 さて、米情報機関の対日工作はわかった。そこで有馬教授に聞きたい。米側の対日強硬派の内容についてです。VENONA文書に覗われるコミンテルンの対米工作がどの程度に反映していたのか。R大統領の側近であるハリー・ホプキンスなどは、グルーにとっては手ごわい存在だったと推察されるから。
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シンノスケ
5つ星のうち5.0次回作も楽しみ
2009年2月14日
形式: 新書
日米開戦と終戦、占領期など昭和史の重要局面と
アメリカ情報機関の関わりを丹念に追っている。

特に面白かったのは第4章の「終戦を早めたダレス工作」。
中立国スイス・ベルンを舞台に日米双方で終戦工作が水面下で
繰り広げられたのはよく知られており、多くの書が書かれている。
(松本清張はこれをモデルに『球形の荒野』を書いた)
これらの書は工作が失敗し、幻に終わったとしているが、著者によれば
それは日本側からの視点による分析に終始していて、より広い文脈では
一定の成果をあげていたことを見逃しているという。

前作『日本テレビとCIA』同様、アメリカのアーカイブスに
足繁く通い、そこで発掘した文書をはじめ膨大な資料を渉猟しての
分析だけに信頼感がもてる。本書で取り上げた個別のテーマを
さらに掘り下げたものも読んでみたい。
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